出会うべき人と出会える”第六感”アプリ Highlight〜SXSWレポート Vol.4

まるでSF映画の世界だ。

透視メガネをかけているみたいに、自分の近くにどんな人がいるか、そのプロフィールまでわかる時代になったのだ。

その年のヒットサービスを占うSXSW(サウスバイサウスウエスト)で、今年最もホットだったのは、位置情報を使った「人発見アプリ」だ。


今年一番バスったアプリトップ3(Highlight, Glancee, Sonar はすべて同じカテゴリのアプリ)
ソース:http://demo.tracx.com/sxswinfographic/

このほかにも、Banjo, Gausなど同様のサービスが次々にローンチしている。

 

なかでもダントツ人気なのが、サウスバイで正式デビューを果たしたHighlight(ハイライト)だ。

特にソーシャルメディアのインフルエンサーに評判が良く、サウスバイ期間中にユーザー数を大きく伸ばし、好敵手Glancee(グランシー)に水をあけた。

Highlightは、Facebookでログインし、Facebookのプロフィールデータを使用する。

「共通の友達」および「共通のファンになっているFBページ」を一つでも持っている人が50ヤード以内にいる場合、その人のプロフィールがリアルタイムで表示される。(今のところはiPhoneのみ。Android版が待たれる)

サウスバイでは、ビジネスマッチングを求める人が、「サウスバイにいます。気軽に声をかけてください」と自分のプロフィールに書いていた。メッセージで「Hi !」と声をかけて、飲みに行ったりアポイントを取ったり、というマッチングが私のまわりでもすでに行われていた。

Highlightで一番面白いのは、過去にすれ違った「履歴」が残ることだ。

そのときは気づかなくても、履歴を見て、「あのときサウスバイに来てたんですね!」という会話が成り立つというわけだ。

 

以下はHighlightのCEO Paul Davisonのインタビュー。

若くてイケメン。さらに「これは世界を変えるものになると思う」と語る姿に大物ぶりがうかがえる。

この第六感アプリ、「気持ち悪い」と言う人もいるだろう。さらに、日本では知らない人に気軽に声をかける習慣がないので、活用のハードルは高いかもしれない。

しかし、実際に使ってみて、マッチングも経験してみて、私はこれはかなりイケてるアプリだと思っている。

共通点があり、趣味が似ている人、つまり話が合いそうな人。ビジネス上でつながるとお互いにメリットがある人。

今まで見えなかった「潜在的なつながり」が表面化し、

プライベートでもビジネスでも、人とのつながりが加速していく。

これまで見逃していた「出会うべき人」にちゃんと出会える。

大げさかもしれないが、

今後、「Highlightで人生が変わりました」という人が出てきても、決しておかしくないと思えるのだ。

★追記(2012/3/21)
HighlightはiPhoneの電池を食うので注意。最近なぜこんなに電池の減りが激しいのかと思ったらHighlightを入れたのが原因だったらしい。対策として、普段はオフにして、イベントなどで人と出会いたい時だけオンにする使い方でもよいかと思う。