チャンスメーカーとしてのFacebook

昨日、私はFacebookで知り合った日本在住のアメリカ人とビジネスミーティングをしていた。

日本で教育関連のスタートアップを開始する準備をしているので、いろいろ相談に乗って欲しいとのことだった。

聞けばとても面白いサービスで、完成度も高く、私自身がユーザーになりたいと思うものだったので、応援させていただくことにした。

こちらにとっても、外国人のスタートアップの日本展開のお手伝いはチャンスと考えている。

 

Facebookでいきなりメッセージしてきた彼に会おうと思ったのは、共通の友達が2人いたからだ。

2人とも日本人で、1人はスタートアップの起業家、もう1人はシリコンバレーで働いていたコンサルタント。

いずれも私が非常に信頼している人たちだ。

彼らの友達ならヘンな人であることはまずないだろう。

そして思った通り、お互いに「会って良かった」と思えるミーティングとなったわけである。

 

ありがたいことに、私はこれまでFacebook経由で数多くのビジネスチャンスをいただいている。

基本、来る者拒まずのオープンの姿勢を貫いていることと、

プロフィールや友達ポリシーに関しては、自分なりにこだわってきたせいもあるだろう。

 

Facebookは世界中の人がアクセスできる個人データベースだ。

その人を知りたいと思うときに、こんなに多角的に情報提供してくれるものはない。

勤務先や居住地などの基本情報、どんな投稿をしているか、だけでなく、

「誰とつながっているか」そして「共通の友達」、

つまり交友関係が意外にウェイトが大きく、その人がどんな人かを判断する大きな材料になる。

 

逆に言えば、

ヘンな人とつながってしまうと、

不本意なことに、自分もヘンだと思われてしまうこともあるのだ。

無防備によく知らない人の友達申請を受けることは、多くの人が考えている以上に大きなリスクなのである。

 

いまだに友達をたくさん増やしましょう、どんどん申請を出しましょう、と言っているFacebookセミナー講師がいると聞く。

何度も言うが、それは大間違いだ。

もしそんなことを言っている無責任な講師がいたら、席をけって立ち去ってしまおう。

Facebookをチャンスメーカーにしたいのであれば、

「何人とつながっているか」ではなく、

「誰とつながっているか」、

そして「誰とつながっていないか」に気を使うべきなのである。