新しい「Google+コミュニティ」は企業コミュニティ構築に最適かもしれない。

Google+コミュニティ。久々にGoogle+が発表した新しい機能だ。
Facebookでいえば「グループ」とほぼ同様のものだが、Facebookよりはるかに企業利用に適しているので注目している。

たとえば、これはAudiUSAが運営するコミュニティ「The Audi Community

この機能自体がまだ始まったばかりなのに、メンバーはすでに3000人弱。
Audiファンなら誰でも参加できて、ファン同士で情報交換をすることができる。

Facebookのグループ機能は、友達同士のクローズドな会話の場所として、あるいはファイルのアップロードができるためプロジェクトチームの情報共有場所として仕事用に使っている人も多い。しかし、企業が運営するコミュニティとしては、以下の理由から向いているとは言えなかった。

<Facebookグループのビジネス利用時の難点>
1,プライバシーが見えすぎる
2,招待がしにくい
3,検索がしにくい
4,スレッドが立てられない

しかしGoogle+のコミュニティは上記4つをすべてクリア。
特に1は、実名が原則のFacebookの宿命で、メンバーがどんな人なのかがよくわかるという良い面もあるが、逆にプライバシーを見せたくない人が集まるコミュニティには不向きだった。

その点、Google+は必ずしも実名でなくてもかまわないし、プロフィールもごく一般的なもので、Facebookほど個人情報を入れる必要がない。そのライトな感じが、ビジネス向けコミュニティには逆に適している。Googleアカウントさえ持っていれば参加できるというのもユーザーにとってみれば気軽に参加できる要因になるだろう。

2のメンバーを誘う際にも、友達かURLを知っている人しか招待できないFacebookに対して、双方向のつながりでなくても招待できるのも企業向き。オープン参加だけでなく、審査しての参加にすることもできるので、好まざる人が参加してしまうリスクも軽減できる。

私は今、「ソーシャルメディアでいかに企業(顧客)コミュニティを作るか」を研究し、提唱している。
顧客をコミュニティ化することで、エンゲージメントを高め、生涯顧客価値を向上させたり、口コミを促進したりなど、そのメリットは非常に大きいからだ。

2013年、ソーシャルメディアがインフラ化するのは間違いない。そうなれば、ビジネス、プライベート問わず無数のコミュニティがソーシャル上に出現するだろう。そんな中にあって、いかに自社コミュニティを拡充・拡大させていくかがソーシャル運用のテーマの一つになる。

そんな中スタートしたGoogle+のコミュニティ機能。
Facebookでは実現できなかった「企業コミュニティ」のプラットフォームになるのでは、と期待を寄せている。

動画解説もどうぞ。

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お知らせ:SML主催、12月12日(水)「顧客獲得のためのYouTube講座」まもなく締切となります。