Facebook、「グラフ検索」(ソーシャルグラフ+検索)を発表。

Facebookがついに「グラフ検索」を発表した。
マイクロソフトの検索エンジンBingと統合し、Facebookが持つソーシャルグラフを検索できる。まだ米国だけのベータ版だが、じきに世界中で使えるようになる。

これによって、Facebook上で「トレイルランが好きな友達(あるいは友達の友達)」「同じ会社でスキーが好きな友達」「同じ町に住んでいる友達」などが検索できる。

Facebook本社でグラフ検索の発表をするCEOマーク・ザッカーバーグ氏。
Robert Scoble氏のFacebookタイムラインから

グラフ検索のしくみとプライバシー
https://www.facebook.com/about/graphsearch/privacy

以下、ロイターの記事

米ソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)大手フェイスブック(FB.O: 株価, 企業情報, レポート)のマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は15日、SNS上でユーザーが共有したコンテンツのみを検索することができる「グラフ検索」機能を発表した。 

 同機能の「ベータ版」は利用可能で、ユーザーはおもに写真、場所、ユーザーの興味の対象などを中心に検索することができる。フェイスブックは、コンテンツ、データ、メンバーシップなどを「ソーシャル・グラフ」と呼んでいることから、同機能は「グラフ検索」と名付けられた。

 同機能は、フェイスブックが前年5月に新規株式公開(IPO)を行って以来、初めての主要な新サービスの発表となる。

 この日の報道機関向けのイベントを前に期待が高まったことに加え、30日に発表する第4・四半期の決算への期待から、フェイスブックの株価は年初から約15%上昇。この日は発表を受け、前日終値比0.3%安の30.84ドルで推移している。

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Facebook本社ではまだ発表は続いていて、記者が早速グラフ検索をmためしている。
ITジャーナリストのロバート・スコーブル氏など、Facebookタイムラインから。
https://www.facebook.com/RobertScoble

たとえばこれは「今友達ではないファウンダー(創業者)」

「Facebook本社の近くのレストラン」の検索結果。スコーブル氏はこの精度はまだいまいち、と言っている。

追記(07:14):
「グラフ検索」は、「ニュースフィード」、「タイムライン」に次ぐFacebookの3つめの柱だとマーク・ザッカーバーグ氏。確かに、グラフ検索によって、Facebookの使い方が大きく変わっていくのは間違いないだろう。

IPOしてからFacebookのニュースフィードに広告が多くなって、正直うんざり気味だった。しかしこのグラフ検索によって、Google検索では得られない情報、たとえば「今いる場所で、友達がいいねと言っているレストラン」などの情報が効率よく手に入るようになる。

そしてもう一つ、自分のいいね!の検索にも使える。これまで、自分がいいね!した写真は「その場限り」だったが、グラフ検索によって「これまで自分がいいね!した写真」を一覧できるようになるそうだ。

ソーシャルグラフとは、基本「いいね!」によるデータ。これを使った検索とは、好み、趣味趣向、おすすめがフィルターとなり可視化されることを意味する。その「人によるフィルター」が情報価値を作る仕組みなのだ。便利な反面、「あれ、この人こんなのにまでいいね!しているのね」と浮かび上がってしまう。無差別いいね!はその人の評判を下げるだけでなく、検索の精度も下げてしまう。

グラフ検索の精度を高くするには、自分がほんとに「いいね」!と思っているものだけに「いいね!」をするという、当たり前だけど忘れられがちなことであるのは間違いない。