「家カフェ」のすすめ〜自宅を打ち合わせ場所にする3つのポイント

必要迫られて自宅を打ち合わせ場所にしてみた

身体をこわして自宅療養。会社にも行けず、社内会議やアポイントがこなせない。しばらく仕事がストップすることを覚悟していたのですが、ある解決策によりなんとか切り抜けています。

家

自宅のリビングルームを打ち合わせスペースにしたのです。

スタッフはもちろんのこと、アポをいただいていた方、本の編集者の方など、ある程度親しい方には「すみませんが、自宅に来て頂けますか」とお願いしてます。

最初皆さん驚くのですが、事情が事情だけに快く来てくれます。
(もちろん、現オフィスから家が近いという恵まれた環境だからできることかもしれませんが)

身体がしんどい時には、ソファに横になりながら社内会議に参加してましたが、
今は1時間ぐらいのミーティングだったら座って出来るぐらいになりました。

次第にゲストのために紅茶の種類を増やしたり、お花を飾ったり、音楽をかけたりなど工夫が出てきて、最近なんとなく家がカフェっぽくなってきました。

写真

「家カフェ」の大きなメリットとは

これまで我が社(SML)は、シェアオフィスから始まって、SOHO、マンションオフィス、そして今はテナントオフィスと、いろいろ職場環境が変わってきましたが、「自宅で仕事のミーティングをする」というのは今回が初めてのことです。

ご覧の通り、うちは決して高級マンションでもないし、インテリアが素敵なわけでもない、余った部屋があるわけでもない、ごく普通の古いマンションです。

いちばん広い部屋であるリビングダイニングルームで行うしかないのですが、この部屋はキッチンがむき出しで、どうしても生活感が出てしまう設計です。仕事関係者に生活を見られるのは勇気が要ります。最初は正直抵抗がありました。

でも今回はそんなことも言っておられず、必要に迫られて「家ミーティング」をやらざるを得ませんでした。

ところが、やってみるとこれが非常に良いのです。

まず何より、家がきれいになったこと(笑)

仕事関係の方が来られるのに、乱雑だったり掃除していなかったりするわけにはいきませんので、常にきれいな状態を保つようになりました。特にキッチンは生活感が出ないように、一瞬でも洗い物をためたりできなくなりました。(仕事が忙しくてほとんど家にいなかった頃と比べると・・・笑)

そして、人と仲良くなれること。

何しろ自宅に呼んでしまうのですから、仕事関係の方とでもオフィスで会うより距離が縮まります。身体が回復したら、夜ご飯食べに来てください、というと皆さん二つ返事で「楽しみにしています」と言ってくれます。交際の幅が広がっていく感じです。

そしてもちろん、自宅ですから、場所代がかかりません。

SOHOをやっているときは、家で打ち合わせというのは考えられなかったので、カフェ代や会議室代にお金がかかっていました。いわゆる「ノマド」です。気楽でいいですが、いちいちカフェ代をどちらが払うかとか考えなければならないし、人気カフェは行っても座れなかったりするし、何より出かけていくので行き帰りの時間もかかります。

そのあたりがイヤになって事務所を借りたわけですが、固定費を増やすことになって大変でした。

なので、SOHOやフリーランスの方は、作業だけでなく、気の使わない相手であれば打ち合わせもカフェではなく家でできるような環境を作るというのはいい選択だと思います。ノマドより効率的な時間とお金の使い方ができるはずです。

自宅を打ち合わせスペースにする3つのポイント

では、「自宅を打ち合わせスペースにする」には何を気をつければいいのでしょうか。

打ち合わせは、たいていの場合2〜3名、多くて4名程度ではないでしょうか。だから、4人座れるテーブルがあればOK。それ以上になったら他の場所を借りればいいのですから。

家の広さより大事なのは、マインドセットのほうです。「見栄を張らない」こと。オープンさ、開き直り。「あの程度の暮らしぶりなのね」とか「案外お金がないのね」などと思われないか、などと考えないこと。

そして仕事ですから、「おもてなし」というよりは、「来た人に不快感を感じさせない」ということが大事です。

ポイントは3つ。

1,「所帯じみた」ものは隠す。
うちの場合、キッチンが独立型ではなく丸出しの間取りなので、鍋とか食器とか、油断すると出てしまいます。それをすべてキャビネットにしまい、出すのはお茶道具だけにする、を習慣にしました。

2,「生活の匂い」を消す。
自宅の匂いは自分ではなかなか気づかないもの。でも生活の匂いがすると、ゲストのビジネスモチベーションが下がるので、ここは気を使うところだと思います。寒くても窓を開け、換気をし、時にはアロマをたいたりして生活臭を消します。
アロマ

3,掃除を徹底する。
打ち合わせの場ですから、クリーンであることは最も大事なこと。勝手に掃除してくれるルンバは必須ツールです。これまで買って良かったモノの3本指に入ります。ルンバのおかげで、床をチリひとつなく保っていられます。(私は家具をルンバが入れる足の高さのものに買い換えてます)

ルンバ

ドリンクに関しては、私はハーブティなどたくさん用意していますが、実際にはそこをリクエストするゲストは少数です。紅茶、コーヒー、これからは麦茶などあれば十分かと思います。

音楽はなしでもいいのですが、あったほうが間が持つ気がします。その際はうるさくない程度に、クラシックかゆるい感じのものがビジネスミーティングらしくて良いでしょう。

音楽

身体がよくなったら、打ち合わせはまたオフィスで行いますが、今度はちょっとした接待やスタッフの打ち上げの場所として自宅を活用しようと思っています。(実はそのために小さなワインセラーもあります 笑)