「3.11」と「福島復興」に思うこと。

3年前の今日、3月11日。

大地震あとに悪夢のような原発事故が起きた。

そのとき私は東京で、テレビやPCに張り付いて、食い入るようになりゆきを見ていた。

あのころ、憶測も含めて様々な報道がなされた。
国全体がパニック状態になり、悲観的な意見が飛び交った。

もう、ふるさと福島は死の町になり、二度と足を踏み入れることができないと覚悟した。
墓参りすらできなくなるかもしれないと、お墓の移転まで考える。

福島は桃の産地だ。
自宅のすぐ近くの果樹園の間を通るフルーツライン。
あのたわわに実る大好きな桃も、もう食べられなくなると思った。

自分のふるさとは、永遠に失われたのだと絶望した。

そして今。

私はその福島で、普通の生活を実に楽しく送っている。
寒いけれど、吾妻山を見ながら仕事ができるし、
地元の仲間もたくさんできた。
月2回ほど、1時間半かけて、ここから東京に通っている。
この生活が大好きで、半年前にUターンしてきて本当によかったと思っている。
福島は死の町どころか、私にとって東京よりもずっと住みやすい町だ。

もちろん、不安は全くないわけではないし、
県内ではいまだに13万5000人の方が避難生活を続けていて、
帰りたいという強い想いをかなえられずにいる。

一日も早く実現したい復興だけれど、
地元で毎日流れる震災関係のニュースを見れば、
それは世代を超えた長期戦であることを、みな覚悟していると思う。

☆☆☆

先週土曜、福島出身のタレント「なすび」さんと、若者らしい切り口で東北の復興活動を支援する安藤美冬さんが、
SMLで一緒に仕事をしてくれた朋友・小原莊太郞さんと一緒に福島の私のスタジオを訪ねてきてきてくれた。

せっかくの機会なので、福島のパワーアップ、地方からの発信力について皆でディスカッションした。
(Ust放送を行ったのですが、アーカイブに失敗。すみません)

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左から、小原莊太郞さん、安藤美冬さん、なすびさん、熊坂

なすびさんが今挑戦している、エベレスト登頂チャレンジ「エベチャレ」。
クラウドファンディングを使い、知名度を活かしたなすびさん流の復興支援だ。

http://www.countdown-x.com/ja/project/X1680516

私も遅ればせながらサポーターとして参加させていただいたが、
ファンディング終了まであと8日で、350万ほど足りなくて、正直厳しい。
もしダメな場合は自費で行く覚悟というなすびさん。

なすびさんは、まるで「シェルパ」のように強靱な身体を持っていて、
あの三浦洋一郎さんが「あんたはすごい」と認めるほど、根性が入っている。
福島を元気づけようと、身体を張っている。
よかったら、ぜひ支援よろしくお願いします。
http://www.countdown-x.com/ja/project/X1680516

立場は違えど、みな「復興」という同じベクトルに向かっている。
その同じベクトルの中、それぞれが、それぞれの立場でやれることをやる。

私が得意なことは、「ソーシャル」「動画」そして「発信」。

「ソーシャルを使って動画で発信しよう」というキーワードで
ここ福島を起点に、やれることをやり続けていくつもりだ。