「HAPPY」にかかわる著作権についてのことなど。

先日の記事で、HAPPYの著作権についてのご質問がいろいろありました。

「楽曲を無断使用するのか」「それを推奨する内容は問題ではないか」というご指摘も受けたので、さらに解説をします。
(なんと、なぜかNHKにまで、著作権違反するような人間を講師に使うのか、とクレームした方がいたそうなので・・・)

一昨日、原宿版HAPPYの完成披露会にお邪魔したのですが、やはりその話題になりました。

原宿版に関わっている方の一人(Aさん)が、元ソニー・ミュージックにお勤めの方で、同僚に確認したところ、
カバー動画が次々作られている現状に関しては、プロモーション的理由からむしろ歓迎ということでした。

使用許可のアナウンスこそ会社として正式に出してはいませんが、Aさんいわく、ファレルがオプラ(アメリカのTVパーソナリティ)の前で涙を流したこのときから「公式にOK」という認識でよいのだということです。

世界が幸せのダンスでつながった「Happy」を見て泣くファレル(ギズモード・ジャパン)
http://www.gizmodo.jp/2014/04/happy.html

また、ファレルのYouTubeチャンネル「iamOther」では、これまでのカバーを170近く再生リストにしています。

再生リスト「HAPPYDAY」

なお、YouTubeでは現在、コンテンツ一致の追跡システムにより、無断で自分の楽曲や動画がYouTube使われた場合、すぐにコンテンツホルダー(この場合はiamOTHERのチャンネル)に管理画面経由で通報が行くようになっています。

YouTubeのコンテンツIDのシステム
https://support.google.com/youtube/answer/2797370?hl=ja

その場合、コンテンツホルダーは、「申し立てしてその動画をブロックする」「その動画に広告が出ている場合、その収益を丸ごと自分の収益にする」「好きにさせる」と大きく3つの選択肢があります。

HAPPYの場合は、2番目(この処置を行っているかどうかは確認できないのでわかりません)、もしくは3番目の選択をしているということになります。

HAPPYの動画を作りたい方は、上記の材料をご覧いただき、あとは自己判断でお願いします。

さて、誰もが簡単に動画を作れるようになった今、著作権者の考え方も変わってきているように思います。

たとえば、著作権に厳しい企業として有名なディズニーも、「アナと雪の女王」のカバーについてはおとがめなし。
結果、数多くのカバー動画がYouTubeにアップされ、それらが軒並み再生回数回数を伸ばし、多くの人がそこで映画のことを知り、興味を持ち、映画は空前の大ヒットとなりました。

もしかしたら、これから映画やミュージックビデオの制作者は「カバーしやすいもの」がひとつの基準になっていくかもしれません。

でも、「アナ雪」のカバーブームと今回のHAPPYは、個人的にはちょっと違うような気がしています。

HAPPYを作ってみて、「自分のHAPPYを表現する」ことのすばらしさ、
そしてその影響力の大きさを感じざるを得ませんでした。

「カバーブーム」というよりは、もっと深い、ひとつのムーブメントだと今はとらえています。

私たち福島HAPPYチームが、このすばらしい世界的ムーブメントに参加できたこと、心から誇りに思っています。

信じられないことに、昨日はファレルの公式YouTubeチャンネル「iamOther」から、HAPPY福島の動画に、ファレル本人のものと思われる書き込みがありました。

スクリーンショット 2014-06-13 08.13.02

Thank you Fukushima, for reminding us that “happiness is a choice.”
「ありがとう福島、ハッピーは選択であると気づかせてくれたよ」

信じられないうれしいコメントに、私は本当にびっくりし、
アメリカ人でもないのに、「オーマイガー」と叫んでしまい(笑)

そして涙が止まりませんでした。