YouTubeで盛り上がってきた「コリオグラフ(振付)」というジャンル

YouTubeで再生数が桁違いに多いのは、なんといっても有名アーティストのミュージックビデオ(MV)です。

たとえばこういったバイラルビデオランキングを覗くと、トップ10の半分近くは新作MVということは珍しくありません。

アーティストのMVが出ると、それに付随した動画が一般ユーザーによってアップされるようになります。

一番多いのがなんといっても「カバー」です。

一般ユーザーが有名曲を録音してアップします。

演奏は自分でギターやピアノを演奏したり、カラオケを使う場合もあります。

プロ・アマ限らずYouTubeで音楽活動をしている人のほとんどはカバーを歌っており、
新人の登竜門にもなっています。(ジャスティン・ビーバーはYouTubeのカバーでデビューしたのは有名ですね)

また、まともなカバーではなく、笑いを取るための「パロディ版」のカバーもよく見かけます。
これは音楽というより「コメディ」のジャンルですね。

その中で、最近多いのが「ダンスカバー」です。

ヒット曲に合わせて、自分なりの振付をするカバーのダンス版になります。

「HAPPY」はまさにダンスカバーだったわけです。

今日ご紹介する「コリオグラフ(振付)動画」は、ダンスカバーのプロ版というふうに言えるかもしれません。

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Matt Steffanina氏は、東海岸でスヌープ・ドッグなど有名アーティストの振付師として活躍し、
いまはハリウッドのダンススタジオで教える傍ら、
YouTubeにダンス振付動画をアップしています。

彼のクラスはマイリー・サイラス、クリス・ブラウン、アリアナ・グランデなどHIPHOP系のヒット曲の振付を教えています。
子供から大人まで、生徒たちが一生懸命踊る様子を動画に撮り、
それに編集を加えて出しているのです。

それが非常に洗練されていてよくできていて、楽しめます。
ファンも多く、今登録者は40万人近くいます。

マイリー・サイラスのヒット曲「23」の振付動画がこちら。
なんと、230万回も再生されています。

Mattによるお手本の後は、子供たちが踊っていますが、みなうまい!

さすがハリウッド、レベルが高いですね。

Mattはこれによって、自分自身の振付師としてのPRとなるほか、
ダンススタジオの宣伝にも相当なっているはずです。
(私が近くなら通いたい 笑)

これだけの再生回数ですから広告費もバカにならないだろうし、
Tシャツやアプリなども販売しています。

YouTubeでアクセスを集めやすい「有名アーティストの曲振付」というジャンルをうまくとらえてマネタイズしているいい事例ですね。