Yahoo!ニュース個人で取材記事を書いてみて。

昨年暮れ、Yahoo!ニュース個人のイベントに参加したあと、こんな記事を書きました。

「Yahoo!ニュース個人オーサーカンファレンス2014で見えた2015年情報発信の大きな流れ。」

高いキュレーション力を持ち、確固たる世界観を持ち、なおかつ検証や取材などの裏付けができる個人は、これから大きな力を持ち始めるだろう。

なんか偉そうなことを書いています。

でもここでいう「個人」は自分のことではなく、これからの情報発信の方向性を書いたつもりでだったのですが、書いたことは現実になるって本当ですね。

今年に入ってすぐ、Yahoo!ニュース個人の編集部の方から「風評被害で困っている白馬村に取材に行って欲しい」というメールをいただいたのです。

風評被害の王様みたいな福島から発信しているオーサーということで声をかけていただいたようですが、もしかしたらこの記事をYahoo!の方が読んでくれたのかもしれません。

いずれにせよ、有言実行のいい機会をいただいたので、先週一泊二日で白馬に行ってきました。

白馬村観光局

白馬村観光局

今回の記事に関しては、白馬村からもYahoo!からも、どんなテーマで書いてほしいなどの縛りも希望も一切ありませんでした。

思ったことを何でも書けるという状態です。

でも「何でも書ける」というのは逆に難しいものです。

取材というと新聞記事のようなことを書かなければならないのかなと思いましたが、私はジャーナリストではないのでそんなふうには書けないし、むしろジャーナリストではない個人の発信者としての視点が求められているわけです。

ということで、私の専門分野「情報発信」そして「地方の活性化」という立ち位置で、感じたまま書くことにしました。

アップした記事はこちらです。

海外からの人気急上昇!スノーリゾート白馬村に学ぶ「風評を食い止める情報発信」3つのポイント

だいぶ前から、パソコンの前に座ったまま、流れてくるニュースについてあれこれ書くというだけではなんだか満足できなくなっていました。

今回取材記事を書いてみて感じたことは、現地に行き、情報を現場で仕入れ、そこに自分の意見や世界観を出しつつ書くことというのは想像以上に手応えがあるということ。

行く前に想像していたことと違って現地に行ってわかったことがたくさんあります。

まさか白馬がここまでの国際観光都市だとは知らず、現場で衝撃を受けました。

ゴンドラの情報は英語と日本語の並列表記

ゴンドラの情報は英語と日本語の並列表記

帰りのバス。平日はバスに乗るのはほぼ100%外人。

帰りのバス。平日はバスに乗るのはほぼ100%外人。

そういう基本的な事情があって、初めて白馬の徹底した「風評対策」について理解ができる。

福島についても、現場に来てもいないのに頭の中だけで「こうあるべき」的記事や意見を書く人がたくさんいますが、それは本当にナンセンスだと改めて思います。

難しかったのは、ニュース性がさほどあるとは言えない内容を、たくさんの人に読んでもらう工夫です。

書き方や切り口など、ブログ以上にライティングスキルを求められると感じます。

今回も「国際観光都市としての白馬」「風評払拭の情報発信」という二つのテーマが混在してしまって焦点がややボケてしまったなあという反省があります。

正直仕事をしながら二日間の時間を取るのは大変だったのですが、いい経験をさせていただきました。

これからも興味のあるテーマがあれば、取材に行ってみたいと思っています。