ソーシャル・ウォーズが始まった。

今海外のテック系ブログやニュースサイトで、

Social Wars(ソーシャル戦争)

という言葉が使われ始めている。


http://techcrunch.com/2011/09/17/social-wars/

これは言うまでもなく、最近激しくなってきたGoogleとFacebookの戦いのことを指している。

発端はもちろん、6月末にGoogle+のベータ版がスタートしたこと。

想像以上の機能充実、インターフェイスの洗練、サークルというコンセプトの新しさなどで、

ソーシャルのみならずインターネット全体にショックを与えた。

 

そして、これに最もあせりを感じたのが、ソーシャルメディアの王者Facebookだったというわけだ。

後出しジャンケンのGoogle+は、Facebookの欠点を研究しつくていた。

●情報が友達に依存し、偏ってしまう

●誰が自分の投稿をシェアしたのかわからない

●写真が小さい

●リスト機能が使いにくい

などなど。

その欠点をクリアする機能をそなえたGoogle+は、まだベータ版にもかかわらずユーザー3000万人に。

 

対するFacebookは、わずか2ヶ月のうちに

(この速さは驚異的!)

それぞれの機能に手直しを加え、

フィード購読やスマートリストなど、

その欠点をカバーする新機能を打ち出してきた。

Facebookフィード購読のメリット・デメリット

●スマートリスト(日本版は未実装)の音声解説(クリックすると2分の音声が始まります)

 

この開発の速さと完成度は、さすがFacebookと言わざるを得ない。

そして対するGoogleは先週Google+のAPIを発表、

明日にはおサイフケータイ機能「Google Wallet」をスタートさせるなど、

動きが活発だ。

(ちなみにGoogle Walletには、Facebookでうまくいかなかったクーポン機能もついている)

 

両者の機能合戦は、私たちユーザーにとっては歓迎することであるのは間違いないが、

あまりにスピードが速いので、正直、ついていくのも大変。

でも、せっかくの機能を、「宝の持ち腐れ」にしてしまってはもったいない。

目まぐるしく進化する「戦争」の時代には、

私たちユーザーにも進化が要求されているのだと思う。

 

さて、今週22日(日本時間で23日)

FacebookのF8(開発者向けカンファレンス)が行われる。


F8

前回、2010年4月のF8では、いいね!ボタン(ソーシャルプラグイン)が発表された。

昨年と状況が全く違う今、

果たして、マーク・ザッカーバーグがどんな発表をするのだろうか。非常に楽しみだ。

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